2013年5月28日火曜日

Good Bye Lenin! グッバイ レーニン!





またよい作品に出会ってしまった。
私自身、ベルリンの壁が無くなる、ドイツ統一と言うのはテレビでみた知識のみ。教科書だって数行の解説。国が統合される。家族の愛は分断されるべきではないとしみじみ心に響く作品です。映画の撮り方、雰囲気、重いテーマなのに時々クスッと笑えたり、シュールだったり、でもその時々にある、この映画の明るさが、歴史的に影響されてきて大変な思いをしてきたアレックスのママの後半の気持ちに涙してしまう。
こうやって歴史に人間は左右されていた。どうしてもベルリンの壁が無くなる事実は資本主義の当時の西ドイツに耳を傾けていた。もちろん自分が後々のテレビや雑誌などの知識のみから。  
大変よかった。その当時のドイツ統一の人々の背景や身近な生活が近くに感じれる映画。
映画の内容に触れてしまうけれど、個性豊かなアレックスの周りの人々・・・。いい嘘かどうかはわからないけれど皆で統一前の東ドイツを滑稽に、シュールに、笑いありでアレックスの母の為に再現する。  
その家族の温かさにぐっときてしまった。


本当に久しぶりに言語がドイツ語の映画を鑑賞。
12年前にドイツに行った。この映画はその後に出来た2003年の作品だけれど 国内でも外国でもその歴史を知っていなくてはならないと感じた。なぜならぼんやりの知識でドイツを訪れてしまったじぶんがいるから。
 
教科書の歴史は苦手。 だからこそ自分にとって身近な映画で歴史をほんのちょっぴりでも触れたい、触れなくてはという気持ちになる。
 
 
 
 

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