2014年7月1日火曜日

『プレミアム・ラッシュ』  Premiumu Rush





スピード感ある映画で おもしろかった!!!! ストーリー的には はっきりいって単純でわかりやすいけれど、監督のセンスなのでしょうか、ジョセフ・ゴードンがニューヨーク市内を走る抜ける撮影技法、そしてどちらの道を選べば死の道にならないか、というスローモーションでの選択技には毎回、楽しめた。





    ↓  ↓  ↓ ジョセフ・ゴードン、体を張った演技凄くよかった。自転車乗りでない自分も乗ってみたくなった。







    映画で自分が注目してしまうのは、生活感が漂うシーン。バーで飲むとか、キッチンでママが朝食を作る場面とか、家族で夕食を囲んだり、犬の散歩にいったり、スーパーで買い物の ごくありふれた所。そんな場面をみて、その映画の背景や街を想像するのが楽しいし、映画を楽しめる理由の一つ。





  ↓ ↓ ↓ この女優さんもきれいだったなー!!現在 34歳って。美しかった!!!

 ニューヨーク、マンハッタンなんて行った事はないけれど、この街中を走りぬける場面は活き活きと動き続けている街の様子が伝わってきて、思わず巻き戻してもう一度見たりしてた。街の中を自転車VS車。もしくは 自転車VS自転車で疾走している。とのかく目が離せない。時間が九十分という短い映画だけれども 映像の速さ、美しさ、役者の演技力で物足りなさは一切感じない。




劇場未公開作品らしいけれど、テンポの良いいい映画!!!!

  マンハッタンの街並みを 役者たちと一緒に巡っている錯覚にも陥るわくわくする感覚!!!







仕事の合間に、住んでる東北の温泉や自然を愛でつつ、映画で外国の生活をちょっぴり感じるのは楽しいし 贅沢って思う。  心のね。

2014年6月18日水曜日

The Shining  シャイニング







スタンリー・キューブリックの一番好きな作品。今までにも何回見た事でしょう。何年かぶりでまた、急に見たくなりレンタル。朝八時から見てしまいました。そして夜にもう一度。

本当に素晴らしい作品。もはやホラーというくくりに入れられないと思うぐらい特別。とにかく美しい。最初の家族が山の中を黄色いワーゲンで走り、それを上空から撮る所、ホテルのロビーや広々としたキッチン、他様々な所を見るのも大変興味深い。





                 ↑ ↑ ↑

ジャックニコルソン、本当に天才だなあ、と思える演技。『アバウト・シュミット 』を見たときも、彼はやはりすごいと思ったけれどガツンと打ちつけられるくらい素晴らしい役者さんだと思う。



    ↑ ↑ ↑  ダニーの私服も可愛くてそんなのにも注目。





      ↑  ↑  ↑  低いアングルから、撮る手法はなんともいえない恐怖感を味わう。





     ↑ ↑ ↑  決していってはならない237号室。。。この洋服のときにはいっちゃいますよね。昔、知ったんだけれど、アポロ11!!!地球から月まで237000マイル!!!!!!

なんだか ぞわっとしました。キューブリックの私たちへの気付くかどうかわからないメッセージ的なもの。この作品が私にとって中毒性のあるものになってる理由の一つかもしれない。

↑  ↑  ↑  ぞーーーー。



     ほんとにほんとに素晴らしい映画。最近の面白いのを探すのもいいけれど、もう一度こういういい映画をみるのもいい。名作は何度見ても新鮮さがあるので。


2014年6月17日火曜日

SIN CITY 2 "A Dame to Kill For" TRAILER




待ち遠しいです!アメリカでは8月22日に公開とのことだけ、同時公開である事をいのります。同時公開でも地方都市だと様々な事情がね・・・。早く見たい!!!!ミッキー・ローク、ジェシカ・アルバ、ジョシュ・ブローリン、ジョセフ・ゴードン、ブルース・ウィルス、エヴァ・グリーン、レイ・リオッタ他、出演。



今回もキャスト陣が豪華すぎる。





 


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エヴァ・グリーン、美しい!!
 
 


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ジョセフ・ゴードンの初出演も楽しみ!


 
 
 ジェシカ~~、Sin Cityでも ダンスのシーン何回観た事か。。。
今回も一番と言っていいほど、楽しみにしている部分!





2014年6月16日月曜日

『グランド・ブダペスト・ホテル』 The Grand Budapest Hotel







半年以上、この作品がこちらへ来るのを待っていました!!! 大好きなウェス・アンダーソ監督!



平日の昼間に鑑賞。仙台の劇場にお客様は5人だけ。でも どうか頑張って欲しいと劇場に伝えたい。。。



さて映画は、想像よりもっとブラックユーモアが多かったなあ、と思った。魅力的な可愛いホテルのチラシや動画、でももっと人間臭い?らしい?描写が多々!それは予想外でした。   えーと、レイフ・ファインズのこんな役!!初めて見ました! 大好きなんです、、シンドラーのリストやレッドドラゴンの、あの徹底した悪訳っぷりは 役者魂を感じているのに、今回の役! こんなレイフ・ファインズを見れてある意味、貴重だった。


このホテル、これを見るだけでワクワクする。
ウェス・アンダーソン好き限定でしょうか。

沢山の場面で色々な彼の作品がフラッシュバックして。ウィリアム・デフォーがバイクに乗るシーン、ファンタスティック・ミスターフォックスの場面とか思い出す!

キャスト陣。びびびっくり!!正直ここまで多くの有名俳優が出ているとは思わなかった。
 レイフ・ファインズ、マチュー・アマルリック、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラム、ジュード・ロウ、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、オーウェン・ウィルソンともの凄すぎる豪華キャスト。レッドドラゴン好きな私には、、あ!!ノートン!レイフ・ファインズ!と作品をフラッシュバックして、そこも楽しみの一つでしたが。

映画自体はかなり特徴ある見せ方だから、もしかして好みじゃない人も沢山いると思う。


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これもいい場面だったー。レイフ・ファインズ名役者ですね。

色遣い素敵!

待ちに待っていたこの映画、やっとみれたー。凄くよかった!ウェス・アンダーソンのセンスとこだわりがみえます。でも、それが全然嫌味じゃない! 素晴らしいです!


2014年6月13日金曜日

『オンリーゴッド』 Only God Forgives



「ドライヴ」のレフン監督とライアン・ゴスリングの作品だったので、迷いなしに鑑賞。



見た後に評価を読んだら、かなり悪く書かれてた。うーん。私は全く画面と自分の糸が緩むことなく見たけれど。目を覆いたくなるようなシーンも多々あり。場面が沢山飛んだり、色使いとか、見せ方が凄く芸術的だった。そんな魅力で最後まで集中して見てた。レフン監督の作品はドライヴと、これ以外見ていないからよく分からないけれど、ストーリーは凄く単純なものを ここまで魅せるっていうのは監督の手腕なのでしょう。


   悪い母親も良かった!この映像にもハッとさせられたし。

ゴスリングの意外な役を見れてそれもおもしろかった。悪い母親にマザコンな感じのゴスリング。



 とにかく、ストーリーは単純。逆恨みをした親子が仇をうちに行こうとする物。
でも、相手の警官の演技も 妙に不気味で でも正義感あって、なぜ仕事を終えた後にカラオケをする。なんだかその場面もシュールに感じます。

私は、楽しめました。映画はストーリ性や結末ありきだけではないと思うし。




場面がバンコクというのも新鮮で、誰にも薦めはしないけれど私は観てよかったと思えます。




2014年6月10日火曜日

『砂と霧の家』 House of Sand and Fog



 
「砂と霧の家」をみました。
とにかく重い。
ジェニファー・コネリーとベン・キングズレーの演技は、とても深く印象的。
もっと早く見るべきだった、と思える久しぶりにいい映画。
 
人種、歴史的背景によってどうしようも出来ない事、それを知ることが出来る映画の一つでしょう。幸せになるってこんなに大変なことか。出演者 警官の男一人を除いて皆 信念をもったいい人。
 歴史背景、人種で揺れ動かされる。そのたった一部でも知るきっかけになる映画。映像も大変美しい。
 


   胸が苦しいほど重く感じる。



 
こういうのを見て平和ぼけしないようにって、ぼんやりな自分は考えたりするのです。

凄くいい映画です。
 
私が洋画を映画館でETの次に見たのが ラビリンス。  ジェニファー・コネリー、三十年前と美しさ変わってないのでは・・・。デビット・ボウイとでてましたよね。
 
今回も美しさに釘付け。 ポール・べダニーとご夫婦。
 
↓  ↓  ↓

2014年3月3日月曜日

集団行動 Group Action







初めは軍隊的な感じがして嫌だったけど、見ているうちに凄すぎて笑ってしまいました。
何が凄いと思うかというと音楽やメトロノーム的なものが無い事です。

2014年2月26日水曜日

原美術館 東京文化会館

先日、久しぶりにオフで芸術鑑賞。心の刺激と癒しを同時に感じた二日間になった。まず第一目的の東京二期会のオペラ『ドン・カルロ』を東京文化会館で鑑賞。久々に訪れるここ、劇場に足を踏み入れるだけでぴんと背筋が伸びます。一流の音楽家やバレエ団等が出演するこの会場に、開演前からその優雅かつ劇場の持っているどっしりとした感覚に浸っていた。日本のオペラ界を代表する二期会のドンカルロは、音楽、演技、オーケストラ、舞台美術、照明、衣装など どれを取っても一流で息を飲む。この日の歌い手は東北にゆかりのある歌手たちが多く、この辺も伺う理由になった1つ。2000人の劇場を人間の声1つで響き渡せるそのパワー、魅せる美しい響きと演技にはため息だった。

   休憩時のロビー。優雅な社交場という様子。
 
四階からの撮影。五階まである。ドアマンも劇場のお付きで、仕事が丁寧。
 
ここから見ると断崖絶壁に見える。高所恐怖症の方は無理でしょう。
 
次の日は、お世話になっている方からお薦めいただいた スリランカ料理の店「ディラーニ」へ。仕事でお世話になってる方の義理の妹さんのお店。門前仲町から徒歩で十分ぐらい。しかーし↓ ↓ ↓
 


残念。。。
 
またの機会にとは思いたいけれど シェフが三月末にスリランカへ帰られるとのこと、結局幻のお味になってしまった。知り合いからは電話で「自分の名前をいってどうにか入れてもらって」と言われたけれど、お店の方の対応が大変丁寧で温かく「本当にすみません、予約のみでして、ご案内したいのですがカレーが予約のお客様の分しかご用意出来ないのです」と。無理に入れて貰う気持ちになれませんでした。
 
しかたがないですね。
でも初めて歩く門前仲町、下町な雰囲気が好み。
 
 
次の目的地、品川の原美術館へ。前回は八年前ぐらいに訪れた。本当に素敵な美術館。以前は車で行ったから地理感が無かったけれど品川駅から歩いて十数分、閑静な住宅街にある。


 今日はミヒャエルボレマンス、ベルギーを代表する現代画家の作品展。こちらの建物の真っ白なでも石造りでどこか昭和を感じる建物と凄く合っていて ゆったりと鑑賞することが出来た。

原美術館、青森県立美術館と並んで好きな一つ。
奈良美智展もここでやったのだけれど、それには伺えなかった。
 
一泊二日、自分の舞台前の平日の小さな旅行、いい刺激と癒しになった。

2014年2月25日火曜日

The best offer 映画『鑑定士と顔のない依頼人』







昨年末から映画館では何本か見たけれど 映画については久しぶりに書きます。

いやー、おもしろかった。結末とかには触れないけれど(もしこれから見る人がいたらそれを知らない方が絶対におもしろいと思うので)トルナトーレの撮り方、見せ方、モリコーネの音楽の魅力でさらに引き込まれる映画だった。 話の次なる展開に引き込まれ、ミステリー小説を夢中になって一心不乱に読み続ける感覚を思い出した。



ジェフリー・ラッシュ、久々に見たけれど役によって様々変わる表情や演技には尊敬いたしました。出てくる絵画や美術品にもうっとり。宮城県美術館でやってるミュシャ展に行くかこちらに行くか迷ったけれど 映画を見ながら本物の絵画も見なくては!ミュシャにも近々伺う予定。 是非 劇場で。

2014年2月4日火曜日

舞台オペラ セロ弾きのゴーシュ

衣装担当なので ゴーシュのチョッキを探しに仙台駅前の古着屋へ。広すぎて、でも時間があまりなく店員さんに質問と説明。ジレの事ですか?と。ジレとはなんですか?質問に質問。正直に舞台でゴーシュをやると言ったら 在庫はあるので探しましょう、と裏から段ボール3箱。演出家のイメージに合うのをやっと見つけました。値段が不安になり 聞くと あー525円で、って。自分は遠野出身なんです。宮沢賢治は花巻でしたよね、頑張って下さい、と。嬉しい。

 
深い青、紫ともいえるカーネーション、体調崩して一年ぶりの生徒さん、花言葉全ての人に幸せを、なんです!って。 占いとかぼんやりな自分ですが そうやってプレゼントして下さったのには感激。さっそく飾りました。
 
キレイ! 
 
 
今日は いい日だった。
明日もがんばろ。