2014年2月26日水曜日

原美術館 東京文化会館

先日、久しぶりにオフで芸術鑑賞。心の刺激と癒しを同時に感じた二日間になった。まず第一目的の東京二期会のオペラ『ドン・カルロ』を東京文化会館で鑑賞。久々に訪れるここ、劇場に足を踏み入れるだけでぴんと背筋が伸びます。一流の音楽家やバレエ団等が出演するこの会場に、開演前からその優雅かつ劇場の持っているどっしりとした感覚に浸っていた。日本のオペラ界を代表する二期会のドンカルロは、音楽、演技、オーケストラ、舞台美術、照明、衣装など どれを取っても一流で息を飲む。この日の歌い手は東北にゆかりのある歌手たちが多く、この辺も伺う理由になった1つ。2000人の劇場を人間の声1つで響き渡せるそのパワー、魅せる美しい響きと演技にはため息だった。

   休憩時のロビー。優雅な社交場という様子。
 
四階からの撮影。五階まである。ドアマンも劇場のお付きで、仕事が丁寧。
 
ここから見ると断崖絶壁に見える。高所恐怖症の方は無理でしょう。
 
次の日は、お世話になっている方からお薦めいただいた スリランカ料理の店「ディラーニ」へ。仕事でお世話になってる方の義理の妹さんのお店。門前仲町から徒歩で十分ぐらい。しかーし↓ ↓ ↓
 


残念。。。
 
またの機会にとは思いたいけれど シェフが三月末にスリランカへ帰られるとのこと、結局幻のお味になってしまった。知り合いからは電話で「自分の名前をいってどうにか入れてもらって」と言われたけれど、お店の方の対応が大変丁寧で温かく「本当にすみません、予約のみでして、ご案内したいのですがカレーが予約のお客様の分しかご用意出来ないのです」と。無理に入れて貰う気持ちになれませんでした。
 
しかたがないですね。
でも初めて歩く門前仲町、下町な雰囲気が好み。
 
 
次の目的地、品川の原美術館へ。前回は八年前ぐらいに訪れた。本当に素敵な美術館。以前は車で行ったから地理感が無かったけれど品川駅から歩いて十数分、閑静な住宅街にある。


 今日はミヒャエルボレマンス、ベルギーを代表する現代画家の作品展。こちらの建物の真っ白なでも石造りでどこか昭和を感じる建物と凄く合っていて ゆったりと鑑賞することが出来た。

原美術館、青森県立美術館と並んで好きな一つ。
奈良美智展もここでやったのだけれど、それには伺えなかった。
 
一泊二日、自分の舞台前の平日の小さな旅行、いい刺激と癒しになった。

2014年2月25日火曜日

The best offer 映画『鑑定士と顔のない依頼人』







昨年末から映画館では何本か見たけれど 映画については久しぶりに書きます。

いやー、おもしろかった。結末とかには触れないけれど(もしこれから見る人がいたらそれを知らない方が絶対におもしろいと思うので)トルナトーレの撮り方、見せ方、モリコーネの音楽の魅力でさらに引き込まれる映画だった。 話の次なる展開に引き込まれ、ミステリー小説を夢中になって一心不乱に読み続ける感覚を思い出した。



ジェフリー・ラッシュ、久々に見たけれど役によって様々変わる表情や演技には尊敬いたしました。出てくる絵画や美術品にもうっとり。宮城県美術館でやってるミュシャ展に行くかこちらに行くか迷ったけれど 映画を見ながら本物の絵画も見なくては!ミュシャにも近々伺う予定。 是非 劇場で。

2014年2月4日火曜日

舞台オペラ セロ弾きのゴーシュ

衣装担当なので ゴーシュのチョッキを探しに仙台駅前の古着屋へ。広すぎて、でも時間があまりなく店員さんに質問と説明。ジレの事ですか?と。ジレとはなんですか?質問に質問。正直に舞台でゴーシュをやると言ったら 在庫はあるので探しましょう、と裏から段ボール3箱。演出家のイメージに合うのをやっと見つけました。値段が不安になり 聞くと あー525円で、って。自分は遠野出身なんです。宮沢賢治は花巻でしたよね、頑張って下さい、と。嬉しい。

 
深い青、紫ともいえるカーネーション、体調崩して一年ぶりの生徒さん、花言葉全ての人に幸せを、なんです!って。 占いとかぼんやりな自分ですが そうやってプレゼントして下さったのには感激。さっそく飾りました。
 
キレイ! 
 
 
今日は いい日だった。
明日もがんばろ。