2013年2月28日木曜日

揺さぶられた

 
今日、仙台フィルさんの演奏会に行きました。
ドビュッシー,海、色んな思いで心が揺さぶられました。

そして今月は二回目のカルメン。 パスカル・ベロさん指揮、青年文化センターコンサートホールにて、同じく2011年7月5日に行った青年文化センター復活コンサートと同じ曲目、指揮者、特にカルメンのジプシーソングは私はフラスキータ役だったので色んな思いがこみ上げていました。 

なんと、ジプシーソング演奏中、コンサートマスターの方の弦が演奏中に切れて!!!!  即座に立ちあがり後ろのサブコンサートマスターのヴァイオリンと交換。  とっさの対応、そして他の人の、弦が切れたまま演奏をしているサブコンサートマスターにも感激。コンサートマスターの弦が切れるのは初めてみました。

それをみたら一気に私の中でも何かが切れて泣いてしまいました。

演奏を聴いて感激する自分、それとは対極に真剣に音に向き合いハプニングにも動じない行動と深く輝きある演奏。 

このギャップがいいのだとおもいました。

拍手もしばらくなりやまず・・・。



五嶋みどりの演奏を思い出しました。

バーンスタインも最後に涙しています。
二回目の弦が切れた時の入るタイミング、くり返して何度も何度もみました。

Leonard Bernstein     Midori  Goto 14 years old.


バーンスタインはこの4年後、1990年に天国へいきました。

私もいい音が出せるように、すこしか進んでみたいです。

2013年2月26日火曜日

もう買わない


ロスト・イン・トランスレーションを鑑賞。最近わたしにとってしたしみある、ビルマーレイが人気俳優役、スカーレットがカメラマンの旦那さんの付き添いでお互いに東京へ。 スカーレットの美しさに釘ずけになる!!






やっぱり可愛いなって再確認!!


この映画は日本人は見ていて辛くなってきます。エレベーターのシーンやホテルのシャワーの低さ、日本人は背が低いということを言いたかったのね。新宿を物悲しげに撮影。。。出てくる日本人がおかしなのばっかり。ダイヤモンド・ユカイがビル・マーレイの監督でかなりすぐキレるいっちゃってる人物・・・。それをみながらこの監督のソフィアがダイアモンド・ユカイに演技指導してると思うと・・・。

コッポラが自身の経験から制作したらしく、日本人の気質が異様な物としてに反映されてるので(ゲームセンターで遊ぶすごい格好のお兄さん他、カラオケボックスでの出来事、日本人の英語の発音が下手という場面)だしているのは残念でならなかった・・・。しかも全くフォローないし。

しゃぶしゃぶの店で「自分で料理しなくてはいけない最悪の店」って!
着物をきた店員さん、説明なくしゃぶしゃぶ肉を無造作に置いていく・・・。 そんな店いまないよ・・・。
足を痛めたスカーレットを病院へ連れて行くビル・マーレイ、その病院でのシーンまで完全に日本を下目線での解釈・・・。

悲しかったな。。。すごく。。。

頭に来たのと同時に、ああ、これが西洋人からみた、日本人の姿なのかなってかなり落ちたけど、有りがたい事に私のまわりの外国の方々ははコッポラ的な人は一人としていない。 しゃぶしゃぶを最高においしいといってくれ、I love  JAPAN. っていってくれる。確かに私から見てもパチンコ文化やアニメ文化やゲームセンターでの情景は驚くのもあるけど、それをかなりばかにした描写。こんなに気分が悪い映画を見たのは久しぶり。

それに、これでコッポラは絶賛され、賞までとってる。 

 なんだかなーってふに落ちません。 

MILKFEDの服、高いけどかわいいしTシャツぐらいならってがんばって買っていた。

でも、コッポラがデザインしているから、もう二度と買いません。

マリー・アントワネットを見て、雰囲気や衣装の素晴らしさにすごいなって思ったけど、なんだか最後に「?」がついてた。

ロスト・イン・トランスレーション、最高に見てよかった!!

ソフィア・コッポラが嫌いだ、って分かったので。

映画サイトの評価みたら、すごくよくてそれに驚き。 日本人としての恥ずべき事を教えてくれたとか、なんとか。。


ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソンはさらに好きになりました♪
スカーレットの一番かわいい時だから彼女のファンは必見です。



久々に熱くなりました。良い意味ではなく。

ソフィア・コッポラ、ありがとうございます。


日本を押してほしいってわけではないけれど、キルビルのちょっとずれてる日本の描写、大変好感がもてました。

そして、タランティーノ、コッポラと別れてほんとによかったですよ。

今度はパパのだけ見ます。





2013年2月24日日曜日

後半笑った~~

 デス・プルーフ inグラインド・ハウス


またすっごい映画をみてしまった。完全にB級。というかタランティーノはそうしたかったらしいので!

前半、あー、またとんでもないの借りてしまったと後悔・・・。しかし後半からは 爽快!笑えるし! あっぱれといった感じです。

新しい映画なのに(2007年!!!!)
わざと画面をぶれさせたりして、その雰囲気もよかった。1時間2分30秒あたりの色の変化にはハッとして。


↑ ↑ ↑ 前半。  こういうのも見とれました。


 ↑ ↑ ↑  かわいいーー


キル・ビル2のユマ・サーマンのスタントゾイ・ベール、すごかった!かっこよかった!

↓ ↓ ↓



ほかの映画でも彼女を見てみたいです。車の上のスタント、グラス持ったまま動けなかった・・・。

2013年2月23日土曜日

アルゴ



昨年、宮城県利府MOVIXで上映していたけれど、見損ねてがっかりしていたら今年になってチネラビータで昨日から上映、仕事の後に駆けつけました。3月13日からレンタルDVD開始、でも出来れば劇場でみたかったので。

すっごい映画でした。18年も秘密にしていたなんて、台本を初めて読んだベン・アフレック自体がこのアルゴ作戦(イランで人質にされた6人の人質を救うために偽の映画撮影計画を立てカナダ人として入国し救おうとする作戦)が実話とは信じなかったらしい。  最後まで席をたてないし、あの緊張感とハラハラの気持ちはなんともいえません。当時きっと日本のニュースや記事では活字や少ない画像の情報だけだったろうけど、1980年、自分が生まれた後に実際にこんな事件があり、アルゴ作戦が行われた事にもカルチャーショックを受けました。

衣装や髪型、チャンネルを変えるときにに手でまわすテレビなんかは懐かく感じて。

また、そのアルゴの映画がB級のSF映画っていうのがいい!スターウォーズ放映直後だったので、似たB級映画が沢山つくられたらしく、信憑性を増したらしいので・・・。

だってコレおもしろい。 ↓ ↓ ↓



 
↑ ↑ ↑ カイヤ??
 
 
2月25日、アカデミー作品賞候補、選ばれるかしら?

今日は仕事が疲れたけれどいい疲労感。
早起きして丸森町の小学校での演奏会、子供たちがとても喜んでくれたし、たくさんのお土産までいただいてしまって。手作りのコサージュは丸森の特産品、かいこで作ったフェザー付きで可愛らしい。ピアニストとお揃いで頂いたので今度はドレスにお揃いで付けようねって話して。



2013年2月21日木曜日

ファンタスティックMr.フォックス この写真いいです

 
この映画で声優をしたビル・マーレイ、パペットの世界で巨人になって撮影。
いいなーー!!

先日見た、ムーンライズキングダムの監督、ウェス・アンダーソン、ビル・マーレイつながりで見てみた。
おもしろかったー!!劇場で見るべきでした・・・。
 
 
家畜狙いの泥棒だったキツネが妻の妊娠で改心し普通の生活をするも、新居へ引越すと同時に人間が経営する農場へ盗みに入り大ごとになる物語。 パパ狐はジョージ・クルーニー、ママ狐にメリル・ストリープ、弁護士にビル・マーレイ、コーチにウィリアム・デフォー、ミッドナイトイン・パリで最近みたオーウェン・ウィルソンはラビット役。大変豪華な声優陣!  見る前にどの役がどの声優ってわかっていた方が楽しめるような気がします。
実写アニメの舞台はディズニーやピクサー、ジブリにはない新鮮で細やかあたたかく、ウェス・アンダーソンの面白さと素朴な描写がとても面白かった!
 ジョージ・クルー二―の声いいです!メリル・ストリープの囁くような声も素敵だったし。  前半のふたりが泥棒にいく所のシーンはワクワクする動き、後半の「穴を掘れ~~!」と言ったあとの動物達の動きでは大笑いして。
一秒間に24コマ撮り、構想から10年、撮影2年、88分の映画の中にスタッフの腕の力量を強く感じた。ちょっと角ばった動きがまた素朴であたたかくて。

大人の為の実写アニメで、DVDを是非購入したいと思った。

ウェス・アンダーソンのメイキング映像。貴重だし、DVD購入するといろいろなメイキングが見れるみたい。 楽しみ!




↓ ↓ ↓ ナビゲーターはジェイソン・シュワルツマン。ダージリン急行にもでていました。今回はアッシュという、狐の子供役。

http://www.traileraddict.com/trailer/the-fantastic-mr-fox/behind-the-scenes

ウェル・アンダーソンとビル・マーレイ。これはファンタスティックMr.フォックスではなく、ムーンライズ・キングダムの時の撮影。衣装が完全にそうです。
 ↑ ↑ ↑ ムーン・ライズキングダムでアクションシーン一切なしの警官役のブルース・ウィルスとビル・マーレイ

次にまたこんな大人がワクワクする物語に出会えるのはいつでしょう。

2013年2月20日水曜日

ヒストリー・オブ・バイオレンス

 
原題はA History of Violence
 
イースタン・プロミスを見たのでこれもセットで見ました。クローネンバーグ繋がりで、ヴィゴ・モーテンセン繋がりで。
100分という決して長くない時間、まったく飽きずにそしてバイオレンスというより後半まで続く張りつめた緊張感とハラハラで食い入ってみてしまいました。私は好きな映画でした。
やはり、ヴィゴ・モーテンセンの渋い演技力、細やかな表情の演技はすごかった!
危険なメソッドは見ようか見ないか迷っている最中・・・。
 







田舎町の暗いサスペンス、もともと根暗なんでしょう。暗い作品を嫌う人もいると思いますが私は好んで見ます。

さて、今日は仕事のお世話になっている方々とワイン付きの食事。お気に入りのビストロ コションだからすごく楽しみ。

2013年2月16日土曜日

イースタン・プロミス

昨日は、スーパーでおもいっきり転倒。。。買い物した物を両手にもっていたので、左手はグーで着地、それでもって第一関節から流血して、肋骨のあたりが痛い。深い息を吸ったり、寝返り、重いものを持つ時に痛みが走る。何を購入したかったって、
 これ。 ↓ ↓ ↓  


荘内産のこのなめこにはまっていて。大きくてなんにしても美味しい。たっぷり入って98円!さすが山形本社のヤマザワスーパー。 でも代償の多いなめこになった。。。 おもいっきりアスファルトにダイブしたのでムチ打ちのような症状、風邪でもないのに具合悪く、吐き気がして。今日も辛いけど、昨日の夜はひどかった。

気を紛らわせる為に『イースタン・プロミス』をDVD鑑賞。



ヴィゴ・モーテンセンの演技がよかった。ロード・オブ・リングのアラゴルン?アラルゴン?のイメージが私にはあったので新鮮だった。ヴァンセン・カッセルのハラハラする不安定な感じもよかった。知らなかったのだけれど彼はイタリアの宝石と呼ばれるモニカ・ヴェルッチと結婚していた事!
ジュゼッペ・トルナトーレ監督だからって見た『マレーナ』、彼女の美しさに釘ずけになった。



イースタン・プロミスの予告。↓ ↓ ↓

舞台はロンドン、ロシアンマフィアの人身売買がベースにあって話が進んでいく。初めから目を覆うシーンもあるけれど、ストーリーに釘ずけになってしまった。吐き気で気持ち悪いのに・・・。私はなぜか分からないけれどマフィア映画が好き。あと刑務所の中とか。普段は見る事の出来ない世界だからかな、とは思うけれど。1時間40分という長くはない映画だったけれどとても濃い映画だった。マフィアのボスがそれっぽくなくて、優しい顔立ちっていうのも興味深かった。



 
↓ ↓ ↓ ナオミ・ワッツとヴァンセン・カッセル




この映画も面白かった!!今日も調子が悪いのでおとなしくしていよう。
 
昨日の夜は散々だったけれど昼間の幼稚園での演奏会は大成功!子供が40分集中して楽しそうに体ゆらして踊って歌ってくれたのにはとても嬉しかった!園長先生もまた是非来年も、って言ってくれて。是非また伺いたいです。
  

2013年2月14日木曜日

もうひとりのシェイクスピア



 
予告。
昨日、仕事の空き時間が街中で3時間出来たので、フォーラムへ直行。ポイントもたまり無料でしたし。『もうひとりのシェイクスピア』を鑑賞したけれど、やはり大画面で見る史劇はいい!迫力がすごい! 実は、そんなに期待してなかったけれど(シェイクスピアに詳しいわけではないし、興味がすごくあるわけでもないので) いい意味でうらぎられました。スケールが壮大で、女王陛下を巻き込んで、王位継承や戦闘勃発問題まで・・・。現在(映画の中の)と40年前を行ったり来たりするので、集中していないとわからなくなりそうでしたが、テンポもいいしあっという間でした。 まだ新年始まって3カ月弱だけれど、映画館、DVD含め今年はいい映画にばかり出会って嬉しい。


明日は幼稚園での演奏会。さて、私はリコーダーの出番もあるから練習しないと。
子供は正直だから楽しくないと飽きてしまう。楽しんでもらえるようにがんばろう。
 

2013年2月12日火曜日

ムーンライズ・キングダム

   待ちに待っていたこの映画、やっと鑑賞!
面白かった~! 1960年代の洋服や建物、家具など大変素敵だし、映画の撮り方、音楽ツボでした。 最後のエンドロールまで全部楽しめて。 なんていったてキャストが豪華! アクションシーンが全くないブルース・ウィルス、記憶が確かなら多分シックス・センス以来? 大好きなエドワート・ノートン。  
みんな大真面目にちょっと残念な大人を演じていて、シュールだったり滑稽だったりでそれが笑えて。 雰囲気のいい、ただお洒落な映画とは違います!  
アメリとは全然違いますよ。あれは色使いは綺麗だし見て幸せになれるけれど、女性が好きな映画で挙げる作品の確率大。 私にとってはふつーー。雰囲気良くて映像おしゃれで、、、で? という感じ。  ハイ!!  アメリファンを敵にまわしました!!


↓ ↓ ↓ ビル・マーレイ・父さんの洋服もよかった!



 そうして!!知らなかったのだけれど ハーヴェイ・カイテルが出てきました!事前情報がなくて、映画を見ながらビックリしました!こんな豪華キャストなのに知らなかったのかって自分を少し責めました。 そうしたら公式サイトにも、映画com.にも、シネマトゥデイにも、yahoo映画にもキャストとして載っていない!  あれ、間違いだったのかな、彼じゃなかったのかなと、調べてみたら、唯一ウィキぺディアに掲載。 スモーク、タクシードライバー、レザボア・ドッグズ、パルプフィクション他いろいろでている素敵で重要な俳優さんなのに、今はキャスト、その他、になってしまったのですね・・・。少し寂しかったです。公式サイトにまで名前がないなんて・・・。
まあ、映画の中の役どころにも掲載しなかった事情があったのかもしれませんが。
うーん、でもそんなにちっちゃな役でもなかったけど・・・。


あ、レッド・ドラゴンではエドワード・ノートンと共演してますね。三部作で勿論一番にレッド・ドラゴンは大好きな映画です!あの、なんとも言えない悪役の味はレイフ・ファインズだからこそ出来たと思うし。

ムーン・ライズキングダム、サントラが欲しくなるほど音楽もよかった!
しかし知っています。けっして万人受けする映画ではないって事も。わたしはホントに見に行ってよかった!!!フォーラムの小さな劇場で声出して笑ってしまったし!!





↓ ↓ ↓   関係ないけど、すてきなスカーレット。
 
   ↓ ↓ ↓  よい!!!!

今日は、英語のレッスン受けて、いい映画みて、元祖かきの種を頂いてとーってもいい休日だった!


     ↓ ↓ ↓  今日の、いいえ、ファイトクラブの時のエドワード・ノートンとヘレナ・ボナム=カーター。

で、ここ最近。 ↓ ↓ ↓ ティム・バートンと。なかなか唇のバッグを使いこなす人はいません。
 アン・ハサウェイと。

役者さんの昔や現在、役によって様々な表情、演技が見れるのも映画の良さだし、思いだして比べてみるのもとてもおもしろい。

ヘレナ・ボナム=カーターの 眺めのいい部屋のコレと
               アリス・イン・ワンダーランドの これ。

間もなく来る、リンカーンも楽しみ! ダニエル・デイ・ルイスの味のある演技をはやくみたい。最近20年まえのさわやかーな彼をみれたばかりだし。
今日の休日は明日への活力になるいい一日だった♪