2011年2月28日月曜日

君のためなら千回でも

今日は久々の休みなので、「君のためなら千回でも」というDVDを見た。監督は「チョコレート」「ネバーランド」のマーク・フォースター。
 素顔のアフガニスタンが描かれているという。特にタリバン勢力に支配された2000年の描写は、ドキュメンタリーさながらの迫力だと思った。罪、友情、そしてつぐないといった人間ドラマ。裕福な家の一人息子アミールは、召使いの息子ハッサンと凧遊びをしたり、仲よく暮らしていた。ある日、小さな二人の絆は思いがけない出来事によって砕け散ってしまう。やがてソ連がアフガニスタンに侵攻。2人の関係は修復されることなく、アミールと父親は米国に亡命する。
子供のアミールとハッサン、
特にハッサンはアミールが大好きで
アミールのためなら使用人という立場からではなく、
なんでも好んでやるという、それが楽しくてしょうがない、
といった風。
「君のためなら千回でも」というセリフも登場します。私が心に残ったのは、孤児院院長の「一人だけなら助け出せる。かわいそうなのは貧困でそこから逃げ出せないここにのこった200人の子供達」とのセリフ。戦争で犠牲になる子供ゼロになること、平和を切に願う。ハッサンの笑顔が忘れられない。
素晴らしい映画だった。

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