2013年7月18日木曜日

『ブロウ』 Blow



伝説の麻薬ディーラージョン・ユングの話。
若くして裏社会に入ったジョン。
えー!そんなに簡単にうまくいくの?映画だから?て思うくらい、トントン拍子に
麻薬を密売して億万長者に。とにかくお金も家も車も欲しいものは何でも手に入る生活。 実話だし、見てなくても映画に影響しないと思うので、内容に触れながらの感想。

結局、なりたくなかった両親のような家庭になってしまって妻(ぺネロぺ)にも出て行かれ、厚生しようと思ってるのにお金を稼げるのは麻薬の密売しかなくて。
娘のために足を洗いたいのに洗えない仕事。服役中も、愛する娘を思うジョニー・ディップの表情や演技がたまらなかった。 ジョニーの父親役レイ・リオッタもとてもよかった。

見ながら、仕事自体が麻薬のようになっているなって感じて。

年老いたジョンを演じるジョニーのポッコリお腹がなんだか愛らしかった。。
ちょっとかっこ悪いジョニーも、娘の前では最高の笑顔で。
実話だというのが切ないお話でした。
 
また完全にお気に入り決定の映画と出会い。 どの役も個性があって性格とキャラクターが合っていて、決していい役柄ではない人物もはまりすぎていて驚き。ぺネロぺが後半の金髪に上下ジャージのヤンキースタイルもはまりすぎていてあっぱれ!って思った。

 

   ジョニー・ディップの父親役、レイ・リオッタ。最後までジョニーのいい理解者だった。逆に母はお金のあるジョニーを自慢の息子とし、捕まると息子じゃないって、夫婦のギャップがすごい。




 薬をやりすぎてどんどん痩せていくぺネロぺ。好きになれない女優だったけれど、女優魂見た気がしてカッコいいって思った。




        


 

  刑務所の中で。成長した娘と。 なんだかぐっときました。


          ディーラージョン・ユングとジョニーディップ。

そういえば、今ジョニー・ディップは新作映画の宣伝の為に日本に来ているなー。

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